スタッフインタビュー
プロフィール
総合建設コンサルタントの環境部門で、昆虫や魚類等の生き物の現地調査やアセスメント図書の作成をしておりました。特に印象に残っている仕事は、石垣島でサンゴの白化現象を背景に1か月半現地で滞在したことです。一方で、オフィス作業はほぼ終電帰り。PCの前でエンドレスな資料作成をしており、忍耐力が付きました。
まず再エネ業界を選んだ理由:
私は子供の頃から環境問題(地球温暖化等)に貢献するんだと心に決めていました。再エネであれば直接的な温室効果ガス削減が可能。ただし一方で、世間が再エネに持つ評判はあまり芳しいものではありませんでした。それでも、長期的な日本や地球の存続を考えると再エネは必要不可欠と考え、それなら自分なりに努力をして周辺住民も喜ぶ再エネを開発できないか、と思い再エネ業界を志望しました。
次にGPSSを選んだ理由:
大企業では新入社員ができる業務は限られ、出る杭打たれるイメージがあったので、社員規模が小さい会社。さらに私は、海外で仕事をしてみたかった(コロナ禍で叶わず。泣)こともあり、日本にいるけれど外国を感じられる会社を探していました。そんな時、うちの会社のHPを見て、「ここはお堅い日本とは程遠い!」と確信、面接でも突拍子も無い話ばかりで、「こんなにおもしろい会社はここしかないのでは?!」と感じて入社を決めました。
風力の開発をしております。鹿児島に赴任して3年目です。(憧れの上京は半年で幕を閉じました。笑)
私の認識での一般的な再エネ開発の仕事というのは、「事業を実現可能にするための関係各所(社内外含む)との調整、適切な事業判断をするための材料収集」かと思っています。しかしながら、うちの会社はもう一つ仕事が有りまして、それは「共同事業を通じて地域をサステナブルにする」ことです。大きく「事業性」と「地域」と言い分けるとすると、この2つの両輪をバランスよく回す事が求められ、どちらか片方に偏ると事業ストップの勅命がおります。会社とは利益を追い求めるものとして考えれば一見遠回りをしているようにも見えますが、我々が目指す持続可能な社会を実現するには、これこそが一番近道であると信じています。故に、一人分の仕事は多くなる傾向にありますが、とてもやりがいのある仕事ができております。
地域の方との共同事業の枠組みの礎が築けたときです。2年越しのゴールでした。最初、地域に入りたての頃は、話す人のほとんどが眉間にしわが寄り無言、たまにある笑顔は引きつっている、そんな状況でした。それでもめげずチームメンバーで地域の方々に通いつめ、自分たちの理念を伝え、情熱をぶつけ続けることで、計20の自治会代表が重い腰を上げて賛同してくださいました。最後の自治会代表から同意を得られた瞬間は、涙がこらえられませんでした。
一緒にたくさんのドラマを作りましょう!