サステナブルエネルギーが生まれるまで
GPSSは地域と一体となって、サステナブルエネルギーを生み出す発電所の開発、設計、建設、保守、メンテナンスなどの事業を展開しています。
サステナブルな社会の実現のために
日々変動する需要量のなかで、安定的にサステナブルなエネルギーを供給するには、各エネルギー源の特性を踏まえた組み合わせ(エネルギーミックス)が不可欠です。太陽が沈むとソーラーパネルの発電量が落ちるように、自然のゆらぎによって電力の供給量が影響を受けるからです。GPSSは、誰もがいつも安心してサステナブルな暮らしが営める社会を実現するため、サステナブルな5つの電源を幅広くミックスした事業展開を行っています。
発電量が天候に左右される太陽光発電は、一般的な設備利用率が約13%と低い変動電源です。そのため、GPSSでは発電容量と発電効率の最適化を追求。また、世界の最適な設計・施工技術を導入し、発電コストを極小化した太陽光発電所の建設と運用を行っています。
日本は風向きが一定でなく風力による発電は難しいものとされています。発電コストの低減や地域コミュニティとの信頼構築も課題です。GPSSは、欧州大手と購買、エンジニアリングや監視含む保守メンテナンスで協業し、強みである開発とファイナンスを組み合わせた体制で臨んでいます。
古くから電源として利用されてきた水力ですが、規模が小さくなると、採算面で事業化が難しく未開発の資源が数多くあります。GPSSは、自社でEPC(設計・調達・建設)を行い、より効率的かつ低コストで発電所を建設することができるため、これまで事業化が難しかった案件も実現可能です。
24時間365日稼働し、原発同様に設備利用率の高い、ベースロード電源です。一方、発電のためには高温の地熱資源の確保が求められるため、調査・開発両チームが連動し、資源開発の効率を高めています。また、地域と共同で事業化を行い長期的な維持が可能な独自の事業モデルを全国で行っています。
家畜の糞尿や食品残渣など、エネルギー資源となりうる有機物を活用してメタンガスで発電する次世代の循環型クリーンエネルギーです。これまで、ゴミとして処理されていた廃棄物を利活用できる形に変換し、地域と一体となって、長期にわたる資源循環を生み出します。
開発・施工実績( にて表示)
約0.2GW
建設中・開発中*
約2.8GW
*FS(事業性評価)中及び、既にヴィレッジとの関わりがあるプロジェクトを含む
2023年12月末時点
地球に与えるポジティブな影響
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | Growth | |
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年間売電量 *1 | 86,579,000kWh | 119,002,000kWh | 127,654,000kWh | 7.5% |
年間CO2削減効果 *1*2 | 40,000t-CO2 | 54,000t-CO2 | 58,000t-CO2 | 8% |
CO2累積削減効果(2014年1月から2023年10月まで)。
自動車で約1,142,857,143km走行した場合のCO2排出量に相当する。
累積売電量実績(2014年1月から2023年10月まで)。
約109,696世帯分の年間消費電力に相当する。
*1: 各発電所の出資割合を考慮
*2: 売電量(kWh)×環境省公表の全国平均CO2排出係数(t-CO₂/kWh)により算定