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ニュースリリース
2022年6月6日
GPSSグループの一員(株)地熱開発が、EXERGY International srl.(伊)と
パートナーシップ協定を締結
GPSSグループの一員である(株)地熱開発とEXERGY International srl.(伊)は、高効率のORC(有機ランキンサイクル)技術を用いたターンキー地熱発電所の日本における独占販売に関するパートナーシップ協定を締結しました。
(株)地熱開発とEXERGYは、両社の能力を結集し、プロセス設計、エンジニアリング、建設、主要機器の製造、納入、組立、試運転、長期サービス契約、プラント運転など、ORC発電所のターンキー開発・完成に向けたあらゆるサービスを提供します。
EXERGYは、先進的なバイナリー地熱発電所の分野では世界第2位のシェアを誇り、約450MWの設置容量を誇る実績を有しています。EXERGYは、これまで世界各地で様々な用途に応じたカスタムソリューションを競争力のあるコストで提供しており、日本においても現状に満足することなく、新たな挑戦を続けていきます。
EXERGY International Srl.のセールスディレクター、マルコ・フラシネッティ氏は、「今回の契約締結は、数年前に始まった(株)地熱開発とのビジネス関係が自然に発展したものであり、大変嬉しく思っています。アジア地域が大きな自然エネルギーの可能性を持っていることを知り、我々はこの地域でのビジネスを探っていました。特に日本は地熱開発の有望な市場であると確信しています。(株)地熱開発と我々EXERGYは、グリーンテクノロジーを提供し再生可能エネルギープロジェクトを成功させるための素晴らしいパートナーです。」とコメントしています。
(株)地熱開発は、地熱発電所の開発・運営・保守をワンストップで行う専門性を確立しており、ORCを用いた地熱発電プロジェクトを地域と共同開発し、いくつもの成功を収めています。(株)地熱開発は、このような地域との密接な関係やGPSSグループの専門知識を活用し、ORC技術を用いた地熱発電所の膨大な開発パイプラインを構築しています。
代表の大野友史は「(株)地熱開発は、地域との信頼関係を重視した独自の開発アプローチ、高度な調査・設計・エンジニアリング能力に加え、EXERGYの優れた技術力を最大限に活用し、日本の地熱発電市場を開拓していきたいと考えています。(株)地熱開発 は EXERGYの親会社であるTICA とのパートナーシップにより、 EXERGY と特別な関係を構築する 扉を開くことができました。今回の合意は、我々のこれまでの協力関係を正式なものとし、さらに強化するものです」と述べています。
本提携は、世界第3位の地熱資源量を誇る日本において、メガワット規模の共同プロジェクト開発および地熱開発の大幅な拡大を目指すものです。
また、この戦略的提携を皮切りに、(株)地熱開発とEXERGYは、南・東南アジアやアフリカなど他の市場でも、廃熱回収やその他の熱関連再生可能エネルギーなど、ORC技術の他の用途でも協業していく予定です。
■関係者概要
(1) EXERGY社
会社名 :EXERGY International Srl
代表者 :Jiang Li
設立 :2011年
資本金 :5,010,000.00 Euro
本社所在地 :Via Santa Rita, 21057, Olgiate Olona (VA), Italy
事業内容 :Organic Rankine Cycle(ORC)の研究開発、製造
ホームページ :http://exergy-orc.com/
(2) 株式会社地熱開発
会社名 :株式会社地熱開発
代表者 :代表取締役 大野 友史
設立 :2015年3月
資本金 :2,850万円
本社所在地 :〒105-0014 東京都港区芝2丁目5番10 芝公園NDビル6階
事業内容 :地熱発電プロジェクトへの投資等
ホームページ :https://www.chinetsu.com/
■本リリースに関するお問い合わせ
GPSSグループ 広報室
Email:pr@gpss.jp
TEL :03-6435-2391