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2024年10月24日
九州旅客鉄道株式会社
株式会社UPDATER
GPSSホールディングス株式会社
JR九州初!駅舎等へのオフサイトコーポレートPPA実施
~九州内太陽光発電所の新規開発及び駅舎等への再エネ供給~
九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)、会社UPDATER(以下、UPDATER)、GPSSホールディングス株式会社(以下、GPSS)は、オフサイトコーポレートPPA※1をJR九州で初めて活用し、在来線長崎駅や新八代駅などの新幹線駅舎を含む18箇所の駅舎等施設へ再生可能エネルギー100%※2由来の電気(以下「再エネ電気」)の供給を3者共同で行うことといたしました。
本取り組みは、GPSSが九州内(熊本県及び福岡県)で開発・建設した中小型の太陽光発電所の電気をUPDATERの脱炭素事業「みんな電力」が買い取り、再エネ指定の非化石証書の環境価値を組み合わせて、JR九州が保有する駅舎等へ再エネ電気の供給を行う計画です。今後も3者一同、引き続きCO2排出量ゼロの実現に向けて取り組みを推進するとともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1オフサイトコーポレートPPAとは、需要家主導で3者が一体となり、再生可能エネルギー導入を進めるUDAモデルの一つ。発電事業者が需要家の敷地外へ太陽光発電を設置・所有し、小売電気事業者を介して需要家が長期間・固定価格で再エネ電気の供給を受ける電力調達の方法。
※2再生可能エネルギー由来の電気に、再生可能エネルギー指定の非化石証書の環境価値を組み合わせることで、再生可能エネルギー100%の電気を供給(CO2排出量もゼロ)。
1 供給場所
JR九州 在来線及び新幹線駅舎等施設
2 背景
JR九州は、2050年までにCO2排出量実質ゼロを目指し、脱炭素社会の実現に挑戦しています。今般、経済産業省による令和5年度予算の補助事業「需要家主導太陽光発電導入促進事業」に採択※3されたことを契機として、大規模な再エネ電気供給が可能なオフサイトコーポレートPPAを実施しました。
※3補助事業は、発電事業者である「サステイナブルエネルギー1合同会社」により採択
3 導入規模
発電出力 3,982.1kW(DC)、2,953.3kW(AC) ※別紙
年間想定発電量 約485万kWh
4 対象場所のCO2排出量削減量
年間2,041[t-CO2](一般家庭約788世帯分)
5 本件オフサイトコーポレートPPAのスキーム
6 各社の概要
【九州旅客鉄道株式会社】
設立 |
1987年4月1日 |
代表者 |
代表取締役社長執行役員:古宮洋二 |
所在地 |
福岡市博多区博多駅前3丁目25番21号 |
資本金 |
160億円 |
事業内容 |
旅客鉄道事業、海上運送事業、旅客自動車運送事業 など |
URL |
HP:https://www.jrkyushu.co.jp/ ESGに関する取り組み:https://www.jrkyushu.co.jp/company/esg/ |
今回の役割 |
再エネ電気を供給する需要家 |
【株式会社UPDATER(旧:みんな電力株式会社)】
設立 |
2011年5月25日 |
代表者 |
代表取締役:大石英司 |
所在地 |
東京都世田谷区三軒茶屋2丁目11番22号サンタワーズセンタービル8階 |
資本金 |
14億797万8千円(資本準備金:21億4217万8千円) ※2024年3月31日現在 |
事業内容 |
脱炭素事業「みんな電力」ほかウェルビーイング、生物多様性等のSXサービスを展開など |
URL |
みんな電力:https://minden.co.jp/ |
今回の役割 |
再エネ電気を調達し託送する小売電気事業者 |
【GPSSホールディングス株式会社】
設立 |
2019年9月2日 (2012年10月26日に前身会社設立、2019年に当社設立し、持ち株会社化) |
代表者 |
代表取締役:目﨑雅昭 |
所在地 |
東京都港区芝2丁目5番10号芝公園NDビル6階 |
資本金 |
2億円 |
事業内容 |
再生可能エネルギーに関わる開発・EPC・投資 など |
URL |
|
今回の役割 |
再エネ発電所の開発・建設 |
7 報道機関からのお問い合わせ先
九州旅客鉄道株式会社 広報部
Tel:092-474-2541
株式会社UPDATER 共創・コミュニケーション部
Tel:03-6805-2228(受付時間 平日 11:00~15:00)
GPSSホールディングス株式会社 広報部 Mail:pr@gpss.jp
今回開発した太陽光発電所について
サステイナブルエネルギー1天草太陽光発電所(熊本県天草市)
発電源の種類 : 太陽光
発電出力 : 2,444.9kW(DC) 1,940.8kW(AC)
年間想定発電量: 3,006,811kWh
開発地 : 教育機関としての役割を終えた学校の敷地を再生可能エネルギーの供給拠点として再利用
サステイナブルエネルギー1田川川崎太陽光発電所(福岡県田川郡川崎町)
発電源の種類 : 太陽光
発電出力 : 1537.2kW(DC) 1012.5kW(AC)
年間想定発電量: 1,845,630kWh
開発地 :未利用地を活用し、再生可能エネルギーの発電施設として開発