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2025年4月10日
GPSSホールディングス株式会社
「東伊豆ふるさと風力発電所建設工事」の地鎮祭がこのほど執り行われました。このプロジェクトは、静岡県東伊豆町にあった風車が老朽化したために取り壊し、より発電効率が良い最新の風車を同じ場所に建設するというもの。長年にわたって親しまれてきた町のシンボル「青い海を見下ろす白い風車」を残すため、東伊豆町と、東伊豆風力発電合同会社 (wpd グループ=注1とGPSSグループ=注2によるジョイントベンチャー)との共同事業として推進しています。
本プロジェクトは、GPSSグループとしては初の風力発電所建設となります。年間4,500世帯分の電力供給が可能となる規模の出力7.48MWの風力発電設備を、東伊豆ふるさと風力発電所に設置する計画です。
2月28日の地鎮祭当日は、東伊豆町や地元・白田区、事業会社、施工者のアチハ株式会社から関係者が出席しました。さらに、GPSSグループがワークショップなどを通じて子供たちにエネルギー問題に触れる機会を提供している東伊豆認定こども園からも、職員らが出席してくれました。
冬晴れの青空の下でおごそかに執り行われた地鎮祭を機に、GPSSグループはサステナブルな社会の実現に向けて、さらに取り組みを加速してまいります。
注1 wpdグループは1996年に設立された世界的な再生可能エネルギー事業者。ドイツに本社を置き、陸上風力発電所と太陽光発電所の開発、ファイナンス組成、建設、運転までを行っています。30か国以上で積極的に事業展開しており、7,000MWの陸上風力発電所の開発実績を有するとともに、コーポレートPPA(電力購入契約)のパートナーしても豊富な実績を有します。wpdはドイツ国内のみならず、ヨーロッパ、アジア、米州地域で陸上風力、太陽光のプロジェクトを開発・建設中であり、30GW(陸上風力)/7GW(太陽光)の開発パイプラインを有し、特に再生可能エネルギーの成長市場である日本・アジア各国での事業拡大にも注力しています。 (https://www.wpd-japan.jp/)
注2 GPSSグループは、太陽光、風力、中小水力、地熱及びバイオガスなどサステナブルな資源を用いたエネルギー供給事業を手段に、サステナブルな社会の実現を目指す企業グループです。地域に存在する未利用の水・風・熱などの自然の恵みを「コモンズ(社会全体にとって共通の財産となる資源、共同で保守・管理すべき資源を意味します)」と捉え、「まずは地域から」を合言葉に、ステークホルダーである地域コミュニティと共同でエネルギー供給事業を行い、社会をサステナブルにします。 (https://gpssgroup.jp/)
プロジェクトサイト |
静岡県加茂郡東伊豆町白田区 |
発電容量 / WTG機種 |
約 7.48MW / Enercon E-82 |
事業主体 |
東伊豆風力発電合同会社 |
商業運転開始予定 |
2026年5月 |