風日記⑨ 春、ツェッペリンと雨の歌、エモ・ウォッシュへの反抗

猛烈な通り雨に降られた。洗濯物を干していたので急いで取り込まなくては。本が濡れないように鞄を守りながら猛ダッシュで駆けていく。たぶん桜の一種だと思うのだけれど、雨粒と一緒にピンクの花びらが飛んできて、びたびたとくっついてくる。息を切らして部...
SSIM PMチームのカミーユです。
2020年、GPSSに入社。
お手製の哲学を携えて、日々考えていることをシェアします。
モットーは、LIFE IS A CELEBRATION. / 人生は祝祭。
風日記⑨ 春、ツェッペリンと雨の歌、エモ・ウォッシュへの反抗
猛烈な通り雨に降られた。洗濯物を干していたので急いで取り込まなくては。本が濡れないように鞄を守りながら猛ダッシュで駆けていく。たぶん桜の一種だと思うのだけれど、雨粒と一緒にピンクの花びらが飛んできて、びたびたとくっついてくる。息を切らして部...
風日記⑧ 舞踏とサステナビリティ -言葉、身体、境界-
4月から舞踏(Butoh)を始めた。平日の夜、月に3回ほど、即興で踊っている。GPSSには、アルゼンチンタンゴを踊る人が代表のまーさん含め大勢いるが、まだ彼らの踊りを生で観たことはない。彼らも私の踊りを観たことはない。まーさんがタンゴの話を...
風日記⑦ フリーズドライにしたデモの記憶と、サステナビリティ
2022年3月5日。反戦デモイベント《全感覚祭 presents No War 0305》。新宿駅南口。12時30分から日の入りまで。バンド・GEZANの自主レーベル「十三月」が主催。アーティスト、哲学者、政治学研究者、ジャーナリストら、表...
風日記⑥ 妖怪・倉ぼっことサステナビリティ
「PM(プロジェクトマネージャー)の仕事は、倉ぼっこみたいだ」そう思いついたのは、つい最近のこと。2022年3月8日には、水木しげる生誕100年を迎えた。『ゲゲゲの鬼太郎』第6期が2018年に放送。水木氏の存在は今なおとても身近に感じる。続...
風日記⑤ 喫茶店とサステナビリティ
喫茶店は、私たち人間の不揃いな人生を祝福する場所なのかもしれない。私はつい最近まで、ある町の喫茶店で働いていた。いわゆる地域密着型の、ちいさな地下喫茶。マスターは二代目として半世紀近くお店を守っている。常連のお客様も多い。ぼんやりとした黄色...
風日記➃ ゴドーを待つ私たちとサステナビリティ
エストラゴン どうにもならん。ESTRAGON Nothing to be done.ヴラジミール いや、そうかもしれん。そんな考えに取りつかれちゃならんと思ってわたしは、長いこと自分に言いきかせてきたんだ。ヴラジミール、まあ考えてみ...
風日記③ マクベスとサステナビリティ
日常生活のなかで、仕事の最中でも、ふとした瞬間、頭の中で唱える戯曲の台詞がある。明日、また明日、また明日と、Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow,時は小きざみな足どりで一日一日を歩み、Creeps in ...
風日記② シンディとサステナビリティ-Girls Just Want to Have FUNDEMENTAL HUMAN RIGHTS-
シンディ・ローパー(Cyndi Lauper)が好きだ。「一番好きなCD/レコードジャケットデザインは?」と聞かれたら、シンディの《She’s So Unusual》と答える。...
風日記① カミーユとサステナビリティ
生きるべきか、死ぬべきか、それが問題になる以前に、私は生きることにしか興味がない。四半世紀と少し。生きるのが決して得意なわけではないけれど、私という人生を生きることはどうにかできてきた気がする。...